ハーブは、ラテン語の『HERBA・ヘルバ(薬草)』という言葉から由来しています。
英語では、『HERB』、日本語では『香草、薬草』などと言われています。
ハーブは古代から私たちに薬として、化粧品として大きな役割を果たしてきた植物です。
四大文明の発展にもハーブは大きな関わりを持っています。
古代エジプトではすでにハーブ園が存在し、人々はハーブで神を崇め、
また薬としてピラミッド造りやミイラ作りに用いました。
現代医学の基礎となる古代ギリシア医学もハーブやスパイスによる薬草医療でした。
日本でも、推古天皇の時代から、仏教と共に香の歴史が始まりました。
そのような歴史にまつわるハーブは、今では、ハーブティーや料理で使われ、
私たちの楽しみや嗜好品として少し違う存在となってきました。
HERB STORYの講座では、栽培から料理、クラフト、アロマなどの基礎から応用までご紹介いたしますが、
ただ、ハーブの楽しみを学ぶだけでなく、
歴史や文化の話、ハーブやアロマの効用、健康や美容の話も織り込みながら進めてまいります。
そして、ハーブやアロマを暮らしの中に取り入ることによって、リラックスできたり、手作りの楽しみを知ったり、
美味しく食べる喜びを知り、少しずつ健康になっていく・・・
とても不思議なことですが、そのような体験をしていただきたいと思います。
一年間を通して、季節の移り変わりも感じることもできるハーブのある暮らしは、
日ごろ、私たちが忘れかけている貴重な体験をさせてくれると信じています。
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